一つの外貨だけで外債投資をしていると、為替変動のリスクはどうしても大きくなります。その危険をなくしたいと思う場合は、外貨預金と同じように、投資する通貨を分散したり、期間を分散するといいでしょう。まず、通貨の分散ですが、米ドルとヨーロッパ系の通貨は、円に対して異なった働き方をします。ですから、米ドルとドイツ・マルクとオーストラリアドルのそれぞれ外債を組み合わせて、米ドルに対して円が高くなれば、ドイツ・マルクに対して円が安くなるというように、プラスとマイナスをある程度相殺するわけです。
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こうすれば、単一通貨投資による大きな為替差益を得ることもできませんが、逆に大きな為替差益を被らず、リスクを軽減して差益の維持をはかることができます。つぎに期間の分散ですが、満期までの期間がそれぞれ違った外債を組み合わせて買うことで、金利の変化によって高くなったり低くなったりする外債の価格変動リスクを軽減することができます。